入試Q&A

工学科と入試

工学科と入試に関するQ&A


各コースに関するQ&A
工学科と入試に関するQ&A

【主な質問(Q)】

Q1. AO入試について:
工業高校からは? AOの面接で大事なことは? AO Ⅱ はどんな入試? など。

Q2. 一般入試について:
コース決定方法は? 第1希望のコースに入れないときは? 合否の決め方は? コースの受け入れ上限とは? 個別学力検査での理科の科目選択についてなど。

Q3. 入学後のこと、教職免許、及び卒業後の進路について:入学後の転コースは可能なのか?
大学院進学は? 就職は? 教職を目指すには? 研究は? 女子はどうですか? 物理の勉強が心配 入学してからの科目は? 実験講義は? など。


AO入試について
Q1-1. 【平成29年度のAO入試】
平成29年度AO入試について、昨年度からの変更点を教えて下さい。
A1-1. 昨年度から第2次選考の評価形態に変更がありましたので、平成29年度AO入試学生募集要項にてご確認をお願い致します。その他は特に大きな変更はございません。
Q1-2. 【AO入試(工業高校からの受験)】
工業高校生です。工学部工学科のあるコースを志望しています。
AO入試では、工業高校からはどのような区分で受験が可能ですか?
A1-2. 工業高校出身者に対してはAO入試 I ・Bで募集を行いますので、ぜひ受験してください。AO入試Ⅰ・Aで受験することも可能になっています。
もちろん、大学入試センター試験(以降、センター試験と略記する。)の科目に自信があれば、AO入試 II への応募も可能です。なお、工業高校等からAO入試を受験する際には、基礎学力を問う出題の範囲が気になるところかと思います。AO入試募集要項にAO入試での評価内容を詳しく掲載していますので参照して下さい。
Q1-3. 【AO入試Ⅰの第2次選考】
AO入試 I の2次選考ではどのようなポイントが重視されるか教えて下さい。
A1-3. 評価の内容については、募集要項に明記しましたので読んで頂ければと思います。個別のポイントについては答えにくいので、評価で重要視されるであろう点についてを、あくまでも一般論としてお答え致します。
まずは、アドミッションポリシーをしっかり理解しているか、志望するコースの分野を十分に理解し、志望動機などを説明できるかどうかが重要です。作文力、面接での主体的で独自性のある受け答え内容、専門分野への学習意欲なども評価の重要なポイントになるのは多くの大学のAO入試で一般的に言えることです。本学部でも例外ではありません。面接では、質問を理解した上で、筋道を立てて返答できることなども大切だと思います。もちろん、基礎学力が備わっていることは合格のための前提条件です。
ところで、「オープンキャンパスや高大連携講義に参加すると加点されるのか」という質問を受けることがありますが、工学部ではそのようなことは一切ありません。
Q1-4. 【AO入試Ⅱと一般入試の併願】
センター試験を課すAO入試Ⅱと一般入試を併願できますか?
AO 入試Ⅱの75%2科目以上の要件に届かなかったとしても、一般入試で、再挑戦したいと思っています。
A1-4. もちろん、センター試験を受験されたら、AO入試 II 、一般入試の前期日程・後期日程の3制度の併願ができます。それぞれの試験について再確認しますと、以下のとおりとなります。
AO入試Ⅱ センター試験の指定4科目(数Ⅰ・数A、数Ⅱ・数B、物理、化学)のうち、得点率が75%以上の科目が2科目以上あり、かつアドミッションポリシーに基づいた明確な志望動機を示せる人を求めるコースごとの試験。
一般入試・前期日程 センター試験と個別学力検査の合計で総合的な実力を示せる人。特に数学と理科の力がある、もしくはセンター試験の総合点が高い人が有利です。個別学力検査の理科の範囲は化学(「化学基礎」及び「化学」の全て)、物理(「物理基礎」及び「物理」の全て)で、いずれかを選択してもらいます。ただし、平成28年度入試から英語を追加しました。
一般入試・後期日程 センター試験で、外国語、数学、理科(物理,化学)の実力を示すことのできる人で、かつ総合問題で数学、物理、化学の基礎学力を示すことのできる人。
Q1-5. 【AO 入試Ⅰ、AO入試Ⅱでの1次選考】
長崎大学工学部工学科のAO入試ⅠやAO入試Ⅱの1次選考について教えて下さい。1次選考が厳しくて、2次選考に進めないということはあるのでしょうか?
A1-5. 1次選考の内容は、募集要項にかなり詳しく記載されていますのでよく読んで下さい。1次選考を狭き門にせず、自己推薦書が課題に沿ってしっかり書けており、調査書から適性が読み取れる、できるだけ多くの受験生を対象に2次選考の面接等(AO入試Ⅱではセンター試験の成績も含む)でその実力を選考する方針です。
Q1-6. 【AO入試Ⅰの入学手続き後の入学前教育】
AO入試Ⅰの入学手続き者に対する入学前教育が行われると書いてあります。具体的にはどのような教育を受けることができるのですか?
A1-6. 入学手続き後、高校等の学校長に許可を得た上で、教材や課題を入学予定者本人に送り、レポートを提出して貰って添削指導して返却する。また、インターネットを使った通信指導を行います。
これを3月までに何回も往復して行うのが一例です。習っていないが大学の講義開始時には不可欠な科目の勉強をするケース、英語の400ページからの本の読解に挑戦して貰う課題を与えるケースなどがあります。入学前教育の狙いは、弱い科目を補習して入学に備える、あるいは一歩先の専門の勉強を主体的に進めて入学後の勉強の動機づけを強めることなどです。

一般入試について
Q2-1. 【個別学力検査での理科の科目選択について】
前期日程の個別学力検査の理科で、物理と化学のどちらを選択するかは事前に届け出るのですか? 当日の変更はできますか?
また、どちらを選択したかが、合否判定やコース決定に影響することはありますか? 例えば、全体順位で合否の境目近くの受験生について、物理系コース希望の物理選択者が、物理系コース希望の化学選択者より優先して合格になることはありますか?
また、例えば、合格者の中の化学・物質工学コース第1希望者が「受け入れ上限の目安」を大きく超えたとき、物理選択者が先に物理系の第2希望に回ることはありますか?
A2-1. 前期日程用の志願票の裏面に、工学部志願者が、物理か化学、どちらか1つを選択して届け出るための記入欄があります。そこに記入するとともに受験票にも書いて出願時に届け出ます。当日の変更はできません。届け出た科目以外の科目の回答は無効となります。
個別学力検査の点数は、理科でどちらを選択したかによらず、3科目(理科、数学及び外国語)の合計点(600点満点)であり、それにセンター試験の点数(700点満点)を加えた値が総合点(1300点満点)となります。順位づけはこの総合点のみで行われ、選択科目が何であるかは加味されません。つまり、合否判定やコース決定において、ご質問で例示されたようなこと(「選択した科目が何であるか」によって有利不利が生じること)は一切ありません。
Q2-2. 【一般入試(工学科一括入試でのコース希望とコース決定)】
工学部工学科の一括入試においては、合格者決定後のコース決定がされるとのことで、希望をできるだけ叶えるという方針はわかりますが、具体的には、「成績上位者から順に、希望を決定する」方法なのか、「希望を優先して、第1希望の中で、成績順で決定する」方法なのか、教えて下さい。
A2-2. 合格者のコース決定は、第1希望を優先して、成績順で行います。つまり、第1希望に基づいてコースを決定する段階で、第1希望コースに決定されなかった者がいる場合、次の段階では、第2希望に基づいて成績順にコースを決めることになります。
例えば、コース決定の際に希望者が多かったために第1希望のコースAに決定されなかった者が、コースBを第1希望としている「受入れ上限の目安」内にいる他の合格者よりもたとえ成績が上位であったとしても、優先して第2希望であるコースBに決定されることはありません(コースBを第1希望とする者が優先されます)。もちろん、第1希望によるコース決定までが終わった段階で、コースB決定者数が「受入れ上限の目安」に達していなければ、第2希望に基づく決定段階で十分に上位の成績を取っていれば、コースBに決定されることになります。
Q2-3. 【一般入試(工学科一括入試における合否)】
工学部工学科の一括入試においての合格者決定に、願書に書く希望コースが影響することはあるのですか?
A2-3. 合格者の決定は、総合点の順位のみで行われます。この決定段階では、コース希望は一切、関係しません。つまり、募集人員相当数(入学辞退見込み数などは加算される場合がある)まで、総合点の順位のみで合格者を決めます。合格が決まった後で、合格者のコース決定(第1希望をできるだけ叶えるコースへの割り振り)を行います。
Q2-4. 【一般入試(コースの受け入れ上限)】
工学部工学科の一括入試においての受け入れ上限の目安はどのような人数なのですか?
A2-4. 例えば、あるコースに第1希望が集中したとき、概ねその人数までは第1希望に決定される、という人員数です。コース定員とかコース募集人員として定めた数値はなく、教育施設・設備などの観点から、どこまでの受け入れ人数なら卒業まで高い教育の質を十分に確保できるか、教室や研究室の面積は十分か、教員が必要に応じて学生個々と接する教育が十分にできるか、ということに基づくものです。前期日程の各コースの受け入れ上限数を足し合わせると295人で、工学部の一般入試の定員263人を超えます。したがって、合格者ができるだけ希望コースで勉強できるようなシステムにしていることが分かると思います。
Q2-5. 【一般入試(コースの受け入れ上限)】
一般入試前期日程で、コースAに受け入れ上限いっぱいの人員を決めた場合、コースAの後期日程での受入上限の目安を減らすのですか?
A2-5. そのようなことはありません。受け入れ上限の目安は、前期日程と後期日程で別々に定めてあり、連動はしません。つまり、後期日程の目安値は、前期日程の結果に影響を受けません。
Q2-6. 【一般入試(受け入れ上限の年ごとの変化)】
例えば、今年度入試で、前期日程・後期日程ともに「受け入れ上限の目安」いっぱいの人員が入学したコースがあったとします。そのコースの来年度入試では、「受け入れの上限の目安」を減らすのですか?
A2-6. 受け入れの上限まで入学者があったコースは、その分野の勉強をしたい受験生が多いということだと考えられます。よって、ご質問へは、「(特段の事情がない限り)減らすことはありません」と回答できます。
1学科6コース制のメリットは、第1希望のコースが特定のコースに集中する状況が続くなどの場合、拡張や再改編を臨機に検討できることです。また入学者が増えたコースでは、これまで1教室で行っていた講義を2教室で行うなど、教育の質を確保する方策を行っています。
Q2-7. 【一般入試(後期も受験して希望コースを狙う)】
どうしても長崎大工学部工学科のコースAに入学したいです。もし、前期日程入試で合格はしたけれども第2希望コースに決定となった場合、あくまでもコースAを目指し、前期日程の合格を辞退して後期日程に挑戦することはできますか?
A2-7. 制度的にはもちろん可能です。前期日程より後期日程の科目パターンの方が特に有利な受験者の場合などに考えられることだと思います。しかしながら、後期日程の倍率やコース希望の集中の有無など、色々な因子が影響するでしょう。ひとつの進路の判断のポイントかと思いますし、冒険の一面もありますので、後悔のない決断をして下さい。
Q2-8. 【一般入試(第2希望以下でのコース決定)】
合格はしたけれども第2~4希望でのコースに決定して入学すると、入学後の学習がたいへんでしょうか?
A2-8. 第1希望ではなかったコースであっても、そこで勉強して行くと決断をされた入学生にも、1年次からの動機付け的な教育をしっかり行い、また教員と学生とで分野の魅力や将来像などについて対話する機会を積極的に設けるなどして、新たな意欲を持って勉学に専念できるよう、全教員が努力いたします。
Q2-9. 【一般入試(第2希望以下を書かなかったら?)】
一般入試で、第1希望コースのみしか応募書類に記入しなかった場合、もしそのコースに希望が集中し、そのコースに決定されるに不十分な成績だったら不合格になってしまいますか?
A2-9. 合否判定では、コース希望には一切関係なく、成績の順位のみで上位者から合格とします。次に、合格者について、コースへの割り振りを行います。したがって、工学科受験者全体で合否ラインより上位の成績であれば必ず合格になります。
1コースのみ希望を書いて、そのコースに決定できなかった場合でも、希望に書かなかった他の5コースのいずれかに決定して合格発表のときに通知します。

入学後のこと、教職免許、及び卒業後の進路について、入学後の転コース
Q3-1. 【転コース】
入学後にコースをかわることはできますか?
A3-1. 転コースの制度を、一般入試での入学者を対象として設けています。入試成績ではなく、入学後の成績を基準の一つとして用いた選考を経て、転コースが可能です。選考への申請は、2年次に進級する時だけでなく、高年次でもできます。
Q3-2. 【教職免許、卒業後の進路(教職を目指すには)】
普通高校や工業高校の教員免許を取得し、教職を目指したいと思っています。どんな教科で可能でしょうか?
A3-2. 平成23年4月入学者から、卒業時に取得できる資格として、高等学校教諭一種免許状「工業」と「情報」に加え、「数学」及び「理科」も取得できるようになりました。なお、「数学」については情報工学コースで、「理科」については機械工学コース、電気電子工学コース、構造工学コース、社会環境デザイン工学コース及び化学・物質工学コースで取得しやすいカリキュラムの構成となっています。ただし、免許を取得するためには、卒業に必要な単位数に加え、専門教育科目で10~12単位、教職に関する科目25単位の修得が必要です。
Q3-3. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(大学院進学)】
平成28年3月の工学部卒業生の約60%が大学院に進学されているようですが、大学院へは進学した方が良いのでしょうか。
A3-3. より多くの方の大学院進学が望まれます。将来、①大学教員を目指す、②企業などでの研究・開発職を目指す、あるいは、③設計や工場などでのエンジニア・リーダーを目指す学生がそれを実現するためには、少なくとも大学院博士前期課程を修了している方が格段に有利です。実際、長崎大学大学院では、単に専門分野を深く学べるだけでなく、真剣な研究活動を通じて、問題解決能力、課題探究能力を身につけることができます。それらは、技術者、科学者、専門分野の教育者などとして人生を開拓し、活躍するための礎になるものであり、また、企業が求める能力でもあります。学費に不安を持つケースもありますが、大学院で頑張れば修了後に、奨学金返還の全額または半額の免除を受けることもできます。5年一貫制の博士課程においては、授業料相当額以上の経済的支援が受けられます。
なお、分野によっては学部卒で公務員などとして活躍する人や、社会に出て現場を知ってから大学院博士後期課程に社会人博士学生として入学する人もいます。
平成23年度入学者からの新しい教育プログラムでは、学部前半では工学基礎教育が格段に充実しました。同時に、専門性への意欲を高められる実験や演習、PBL科目や語学教育の講義が1年生から4年生までを通じて用意されています。また、高度な専門知識と実践力をさらに高めて6年間で、高度専門技術者に成長し羽ばたけるように大学院とのタイアップも十分に考慮されています。大学院も平成23年度からの改組で大きく変わり、強化されました。工学部工学科卒業後には、工学研究科の博士前期課程(区分制2年の課程)または5年一貫の博士課程(5年間の課程)に試験を受けて進学(入学)することができます。特に、博士前期課程に進学した場合には学部と併せて効果的な6年一貫的な教育が受けられます。入学前から大学院進学のことを考えて入学する先輩も相当数います。
詳細は ホームページ(http://www.eng.nagasaki-u.ac.jp/index.html)を参考にして下さい。
Q3-4. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(学部卒業での就職)】
学部卒業での就職の状況はどうですか?
A3-4. 学部卒業だからといって、必ずしも就職に不利になることはありません。
就職を希望し、真剣に就職活動をした学生は、ほぼ100%、就職できています。また、企業からも多くの求人が来ています。詳細は「大学案内」及び工学部や各コースのホームページ、または工学部パンフレットを参照下さい。
Q3-5. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(先端的研究、特徴的教育)】
工学部内に、先端研究や特徴的教育などを進めているセンターはありますか?
A3-5. 4つのセンターがあります。「未来工学研究センター」、「工学教育支援センター」、「国際連携推進センター」及び「インフラ長寿命化センター」が設置されており、教育・研究の環境・体制が整備され、発展しています。また、長崎大学の「先端計算研究センター」との間で、強い教育・研究の協力関係もあります。
Q3-6. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(教育・研究環境、女子入学者)】
(女子高校生からの質問)工学部の建物の環境はどうですか? また、工学部にはやはり女子が少ないのでしょうか?
A3-6. 改修工事が進み、建物が耐震補強され、内装や設備も大幅にリニューアルされています。全体に、教室も綺麗で設備も整っています。
女性エンジニアを優先的に採用する企業もあります。先輩の女子学生たちも、将来の女性研究者、あこがれの企業就職を目指し頑張っています。そして、工学に携わる楽しさとやり甲斐を見つけ、自負心をもって進学・就職しています。
大学院を修了し、子育てを行いながらも、自動車、電池、化粧品やコンピュータシステム開発の最前線で逞しく頑張っている先輩たちの活躍ぶりも伝え聞きます。
Q3-7. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(物理の勉強が心配)】
どちらかというと、物理系のコースを上位の希望にして、一般入試前期日程に出願したいと思っています。しかしながら、物理を習う機会がなかったので、センター試験では、化学と生物の選択、個別学力検査では化学の選択となって、物理を受験勉強として学ぶ機会がないのが心配です。入学後の講義は大丈夫でしょうか?
A3-7. そのような入学生は、これまでもいました。入学後、手厚いリメディアル教育(補習教育)を実施し、1年間以内に高校で物理を習ってきた人たちに追いつくレベルに達することができます。物理を全く習っていなかった学生でも、しっかりとリメディアル教育で物理を勉強してクラスで上位にいる場合も少なくありません。「補習」というと高校での居残りのような印象があるかも知れませんが、高校での勉強が多様化していますので、リメディアル教育を受けることは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、大学での勉強につながる本質を、高い意識でしっかりと学ぶことができますから、少し遅れても、充実した勉強で本物の実力が身につきます。
なお、一般の講義でも、前提となる高校での科目を学習していない受講生もいることに十分、配慮がなされます。
Q3-8. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(物理の勉強が心配)】
高校での物理を初歩だけしか学ばずに物理系のコースに入学することとなったとします。物理の勉強はどうしたら追いついて行けますか。
A3-8. 一般入試の選抜では、「理科については少なくとも2科目」をよく学習していることを前提とし、さらに入試後の講義開始までに「物理または化学の少なくとも一方」をよく学習していることを前提としています。AO入試では、「物理までを履修した学生が望ましい」などとしているコースもあります。
ご質問の場合ですが、合格が決まってから入学までの間も、自分で勉強してみて下さい。入学後には十分な内容のリメディアル教育を提供します。 A3-7 も参照してください。
Q3-9. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(工学基礎科目はコースによらず同じ?)】
長崎大学工学部工学科の特徴として工学基礎教育に力を入れていると聞きましたが、詳しく教えて下さい。
A3-9. 工学基礎科目には数学、物理、化学、生物、地学、英語など、コースによらずに勉強しておくべき科目群です。工学科では、その内容を教えるのに最もふさわしい先生たちが、コースの枠を超えて講義します。例えば、物理系のコースでも、化学を専門とし、化学の研究を進めている先生が基礎化学の講義を担当します。コースごとに科目群(数学、物理、技術英語など)の設定は少しずつ異なります。なお、科目によっては90人規模のクラスになることもありますが、演習が多い科目など少人数が相応しい科目はできるだけ小規模クラスの編成になるように努めています。
Q3-10. 【入学後のこと、及び卒業後の進路(工学基礎科目はコースによらず同じ?)】
入学したらできるだけ早い段階から、専門の授業を受け、実験もしたいです。そのようなカリキュラムになっていますか?
A3-10. どのコースでも、1年次前期から専門の科目を受講できます。1年次中に、専門分野への入門科目や専門の基礎的科目群などが関連づけて設置されています。さらに、付随する演習科目が同時に開講されるコースもあります。
また、半数以上のコースで1年次から基礎実験が導入され、専門の実験、実習、製作及び製図も大幅な充実が図られています。高校で実際のモノや物質に触れる実験機会がなかなか増える様子がありませんので、本工学科では、必修科目の基礎中の基礎の実験から、最先端の研究にも触れられる実験・実習まで用意し、毎年充実させていきます。