移動オープンキャンパス

長崎大学移動オープンキャンパス
in 福岡県立城南高等学校
2022.8.20 sat

--- 終了しました ---

2022年8月20日(土)に以下のとおり実施しました。
多数のご参加ありがとうございました。
令和5年度も同時期に開催予定です。

8月20日(土)に、福岡県立城南高等学校の校舎で、長崎大学移動オープンキャンパスが実施され、工学部も参加します。
参加には予約が必要です。
工学部工学科の紹介、各コースの紹介をするほか、質問・相談にも応じます。
福岡市近隣の方、「7/16のオープンキャンパスに参加できなかった」、「7/16のオープンキャンパスには参加したが、もう一度聞きたい・観たいことがある」という皆さんも歓迎します。

福岡県立城南高等学校ヘのアクセス

西鉄バス:荒江団地前バス停より徒歩7分
地下鉄七隈線:茶山駅より徒歩5分

工学部の実施内容

福岡県立城南高等学校の校舎の5教室を用いて、説明会、展示、実験実演などを致します。
実施内容は以下の通りです。

工学部工学科の全体説明(質問に個別に答えるコーナーも設けます。)

機械工学コース

  • 未来のロボットについて学ぼう
    長崎大学山本研究室では、近年需要が高まっている海洋調査やインフラ点検の効率化・省力化を目的として、水中ロボットや自律船、ドローンの研究を行っています。今回の移動オープンキャンパスでは、これまでに開発したロボットの展示、ドローンや水中ロボットの操縦体験、自律走行車両のデモンストレーション走行、映像やスライドによる説明を行います。

電気電子工学コース

  • コース・研究・生活の紹介
    教員からコース・研究の説明を聞いたり,在校生から直接キャンパスライフについて聞いたりできます。
    ・パネルやスライドを使った電気電子工学コースについての説明
    ・在学生によるキャンパスライフの紹介
    ・講義風景や学生実験風景なども公開
  • 公開実験
    見て・触れて,“電気・電子・通信の世界”を体験できます。
    ・「プラズマボール・電磁誘導」の実験
    ・「磁石(磁性体)」の実験
    などを予定しています。

構造工学コース

  • バーチャルツアー(オンデマンド)
    構造工学コースのYouTubeチャンネルより、オープンキャンパス期間中の好きな時間に視聴することができます。構造工学コースの特徴・学べる事・学生生活・就職先などを紹介します。各研究室の紹介動画や実験動画、オープンキャンパス限定動画を見ることができます。また、質問もオンラインで受け付けます。

    バーチャルツアー期間:2022/8/20(土)~8/27(土)
    ※YouTubeチャンネル、質問フォームへのアクセス方法を記載した紙を当日配布します。

社会環境デザイン工学コース

 「ものづくり」をとおして“安全で住みよい社会”をデザインするには、「もの」の仕組みを理解・解析する能力(力学・解析)、対象とする「もの」に関連する問題に気づく能力(問題発見能力)、作る「もの」を考える能力(企画・計画)、「もの」を形作る能力(設計・デザイン)がそれぞれ大切です。
 本日は、この中から、社会環境デザイン工学コースに係る「もの」の仕組み(力学・解析)に関連した実験や紹介パネルを準備しました。構造物の振動現象や河川・港の水の流れ、まちづくりや防災技術に関する内容について、気軽に「ものづくり」の醍醐味を体験してください。

主な研究・技術紹介
  • 建物の地震時応答と振動制御/構造ヘルスモニタリング
     構造物の振動現象を建物模型実験、シミュレーション、動画等で紹介します。また、橋梁の健康状態を監視するための、各種センシングデバイスを用いたモニタリング技術に関する研究や調査を紹介します。【図-1】
  • 水域の水・汚濁物質の流動実験
     河川と海が出会う汽水域は,非常に豊かな生態系を有しています。河口部での物質流動の可視化実験を通して汽水域の複雑な流れを説明します。また、数種類の実験を通して、水の持っている様々な力を体験します。【図-2】
その他の展示(パネル展示等による紹介):
  • 斜面災害を減らすためのシミュレーション技術
  • 豪雨・洪水災害のモニタリング
  • 都市公園の利用実態の調査研究

化学・物質工学コース

以下の2つの模擬実験に加えて,本コースのカリキュラムや入試・進路に関する説明も同時並行で行います。みなさんが考えている「化学・物質工学」のイメージが,一新されるかも!?

  • ガスセンサ:人間の嗅覚よりも優れたエレクトリックノーズ
     「ガスセンサ」は,家庭での漏洩ガスや火災で発生する一酸化炭素,自動車運転前に人体に残留するアルコール,工場で発生する有毒ガスなどを正確に検出するために必要不可欠な電子デバイスです。私たちは,ガスセンサ材料の構造や組成をナノレベルで制御することで,「近未来の水素エネルギー社会に必要な高性能水素(H2)センサ」や「超微量の揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds, VOC)を高精度で検出可能な最先端ガスセンサ」などを研究開発しています。当日は,「三密を避けるために利用できる非分散赤外線吸収(NDIR)式二酸化炭素(CO2)センサ」など様々なガス検知デバイスを操作してみましょう。
  • タンパク質の構造と機能
     生物の細胞内では数万種類のタンパク質が働いており,その一つ一つの働きによって全ての生命活動が維持されています。私たちは,それらのタンパク質がどの様な構造をしており,またその構造によってどの様に機能するのかを調べています。タンパク質の立体構造は,タンパク質の結晶にX線を照射して得られる回折像から,コンピュータを使って計算により求めることができます。当日は,タンパク結晶の顕微鏡観察を行います。また,X線回折データから求められたタンパク質の立体構造を,コンピューターグラフィックスを利用して見てみましょう。

※卒業後の進路、長崎大学大学院工学研究科の説明、現在の工学部および対応する大学院からの就職先などについてもお答えします。

当日、参加者は上履きをご持参くださいますようお願いいたします。