大学院入試

大学院入学Q&A

Q1. 他大学から総合工学専攻またはグリーンシステム創成科学専攻に出願しようと思っています。募集要項に入試の出題範囲が明示されていますが、教科書レベルの勉強で十分でしょうか、それとも貴大学の基礎学部での講義内容を把握して学習しておくことが必要ですか?
A1. 試験問題は公表しています(このHP上から直接閲覧できるコースと、窓口にてご請求いただくか郵送申し込みを必要とするコースとがあります)。工学基礎や各専門分野の教科書で基本をマスターしておけば解答できる問題がほとんどですが、一部には講義で分野担当教員が踏み込んで教授した基礎事項を掘り下げた問題もあります。そのポイントを知りたい場合は、志願コースに直接申し出るなどして、シラバスを縦覧しておくと有益かと思われます。
Q2. 総合工学専攻(博士前期課程)のコースと、生産システム工学専攻(博士後期課程)のコースとの関係を教えて下さい。
A2. 詳細は以下をご覧ください。

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Q3. 日本学生支援機構の奨学金は貰えますか? その返還減免を受けられる可能性はありますか?
A3. 日本学生支援機構の第1種奨学金(無利子)・第2種奨学金(有利子)の申し込みができます。
また、第1種奨学金受給者は、指導教員の推薦と、在学中の成績・研究業績・学会発表実績・その他の活動などの総合評価に基づき、返還免除を申請することができます。審査の結果によって、返還の全額または半額免除が受けられる場合があります。
Q4. 奨学金以外の「経済支援」はどうでしょうか?
A4. 入学料免除、授業料免除の制度に申請できます。また、ティーチングアシスタント(TA)、リサーチアシスタント(RA)の採用制度があります。
さらに、博士後期課程においては、本人の研究実績や研究計画を基に行う審査にパスすれば研究奨励金が支給される制度があります。
また、5年一貫制のグリーンシステム創成科学専攻には、入学した全学生を対象に、授業料相当額以上の経済支援を行う制度があります。
Q5. 社会人ですが、博士後期課程に入学できますか?
A5. 博士後期課程生産システム工学専攻の3コースは、次世代の革新的科学技術に寄与する研究を推進しています。最新技術を開発する現場のリーダーとして活躍できる人材の養成を目指しており、最先端技術を産業界に展開しようとする社会人も歓迎しています。また、社会人を対象とした社会人入試を実施しています。
Q6. 総合工学専攻修了者の就職データはないとは思いますが、前身の生産科学研究科博士前期課程工学系ではどうでしたか?
A6. ほとんどの就職希望者が、広い意味で専門とした分野に近い企業で、開発職や高度専門技術者等として就職しています。地域も全国に亘っています。
Q7. 総合工学専攻のコースが、基礎学部のコースと名称が一致しています。長崎大学工学部工学科からの総合工学専攻に進学する場合、一貫制のある教育が充実しているのでしょうか? また、そうであるなら、他大学から総合工学専攻に入学する場合、不利になることはありませんか?
A7. 総合工学専攻のコースは学部のコースに対応しており、学部で培った実力を、学部と一貫性のある科目群で更にレベルアップし、充実した修士論文研究で磨き上げます。他大学等からの入学者も、大学院レベルの基礎科目が充実しており、不利になることはありません。
Q8. グリーンシステム創成科学専攻では、アカデミックで活躍できる研究者人材を育成することを掲げておられ、魅力的です。前身の生産科学研究科博士後期課程では、いかがでしたか?
A8. ポストドクターとして海外で活躍した後に日本の国立大学の教員に着任した修了生、日本やドイツの研究所で研究員として活躍している修了生、高専などで研究教育を行っている修了生などが相当数います。海外の拠点大学の教授になった外国人留学生の修了者もいます。