業務展開
学生ものづくり・アイディア展

第12回
「学生ものづくり・アイディア展 in 長崎」

第12回「学生ものづくり・アイディア展in長崎」において、「新しいシャープペンシルの構造の提案」チームが銀賞を、「ひっくり返してパッと計量(計量機付き調味料容器の構造の提案)」チームが特別賞を受賞しました。


【銀賞】「新しいシャープペンシルの構造の提案」のチーム

【特別賞】「ひっくり返してパッと計量(計量機付き調味料容器の構造の提案)」チーム

 平成26年12月6日に長崎大学において12回「学生ものづくり・アイディア展in長崎」が開催されました。この「学生ものづくり・アイディア展」は、長崎大学、新潟大学、富山大学の3大学の学生が課題探求や創作活動に主体的に取り組んだ成果をコンテスト形式で競い合うイベントであり、今年度は長崎大学が当番校として開催し全20チームが作品を出展しました。
結果として、工学研究科技術者・研究者実践科目「総合工学演習」(アドバイザー教員:扇谷保彦准教授)で製作に取り組んだ「新しいシャープペンシルの構造の提案」チーム(担当学生: 長島和輝さん、蘇武臣太郎さん、村上心さん)が銀賞を受賞しました。
 銀賞は参加チームの中で金賞に次いで高い評価を受けた1チームに授与される賞です。 「新しいシャープペンシルの構造の提案」のチームは、ノック式シャープペンシルでは芯の送り出し機構の制約上、1本の芯を最後まで使い切ることができずかなりの部分が無駄になるという問題に対し、従来品とは全く異なる送り出し機構を考案し、その解決を図りました。コンテストでは従来品の送り出し機構の分析および性能評価を行った上で、従来品の送り出し機構に代わるものとして提案された機構(アイディア)の斬新さが高く評価されました。
 また、工学基礎科目「創成プロジェクト」(アドバイザー教員:扇谷保彦准教授)で製作に取り組んだ「ひっくり返してパッと計量(計量機付き調味料容器の構造の提案)」チームは特別賞を受賞しました。特別賞はメインテーマである“人が喜ぶものづくり”に最もふさわしいチームに授与される賞です。
 「ひっくり返してパッと計量(計量機付き調味料容器の構造の提案)」のチームは、自炊時に面倒さから調味料をちゃんと計量しなかった結果、せっかく調理したものが不味かったという経験から計量スプーンなしでも調味料を容易かつ正確に計量するにはという課題に取り組み,計量機付き容器を考案しました。コンテストでは、普段の暮らしの中に見出した課題に対する解決策として示されたアイディアの斬新さと実用性が高く評価されました。



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