大学院工学研究科 博士前期課程 総合工学専攻
成績評価方法
シラバスに掲載された授業科目毎の「成績評価の方法・基準等」に基づいて成績が評価される。
授業科目の成績評価の基準及び評語については,次のとおりとする。
判 定 | 成績評価 | 評 語 | 成績評価基準 |
合 格 | 100~90点 | AA | Aよりも優れている |
89~80点 | A | 授業で身に着けるべき内容を十分に習得した上で,発展的課題に応用できる | |
79~70点 | B | Cよりも優れているがAに満たない場合 | |
69~60点 | C | 授業科目の到達目標を満たしており,授業で身に着けるべき最低限の内容を習得している | |
不合格 | 59点以下 | D | 授業科目の到達目標を満たしていない |
また,成績評価の正確さを担保するための措置として,疑義申立期間を設定する。授業科目の成績評価結果について疑義がある場合は,各期の定められた期間内に,西地区事務課大学院係へ成績評価に関する疑義申立書を提出すること(申立書用紙は大学院係窓口にて配付)。特別な事情(病気,忌引き等)がない限り,成績結果に関する疑義の申立は,定められた期間内にしか受け付けないものとする。
学位審査基準及び修了要件
学位審査基準
当該課程に2年以上在学し,修了要件の30単位以上を修得の上,修士論文の審査及び最終試験に合格した者に対し,修士(工学)の学位を授与する。ただし,在学期間に関しては,優れた業績を上げた者については,1年以上在学すれば足りるものとする。
修士論文の審査及び最終試験においては,提出された論文が,工学に関連する内容で,創造性,応用性,論証性などの学術的価値を有していること,更に,学位申請者が,専門的・学際的知識,専門実践能力,技術創造能力,問題解決能力などを有していることについて評価するものとする。
学位審査スケジュール
■ 学位審査に関するスケジュール
(指定する日が休業日の場合は,その直前の業務日とする。)
(指定する日が休業日の場合は,その直前の業務日とする。)
学位論文の作成等に対する指導の流れ
博士前期課程の各コースにおいて掲げる教育目標を達成するため,専攻分野に関連する授業科目の履修および学位論文(修士論文)の作成等が求められている。特に,学位論文の作成については,研究指導計画に従って実施される。研究指導計画については,指導教員と綿密に打ち合わせること。
博士前期課程修了要件
博士前期課程を修了するためには,次の要件を全て満たす必要がある。
- 博士前期課程に2年以上在学していること。
- 各コース別履修方法に基づき30単位以上を修得していること。
- 学位論文の審査及び最終試験に合格していること。
- 博士前期課程に1年以上在学していること。
- 各コース別履修方法に基づき30単位以上を修得していること。
- 提出された修士論文に,審査制度の確立された学術雑誌に掲載又は掲載が決定された原著論文が1編以上含まれていること。ただし,当該原著論文は,入学後の研究成果に基づく内容でなければならない。
- 学位論文の審査及び最終試験に合格していること。
学位審査体制
- 学位審査委員は,主査1人及び副査2人以上,計3人以上の委員で組織する。
- 2人を限度として研究科の教員で教授会構成員以外のもの(研究指導担当適格者に限る。)を学位審査委員にすることができる。
- ダブル・ディグリープログラムを修学した前期修了予定者から学位論文の提出があった場合は,1人を限度として他の研究科の教員又は他の大学院もしくは研究所等の教員等(研究指導担当適格者に限る。)を審査委員の副査とすることができる。
- 論文の審査に当たり,論文の内容に応じ必要と認めるときは,学位審査委員に他の研究科の教員又は他の大学院もしくは研究所等の教員等(研究指導担当適格者に限る。)を加えることができる。
- 論文の審査に当たり,論文の内容に応じ必要と認めるときは,教授会構成員以外の教員,他の研究科の教員又は他の大学院もしくは研究所等の教員等の協力を得ることができる。
教育職員免許状
《長崎大学における教員養成に対する理念》
長崎大学の教員養成に対する教育理念は,人間形成に関わる専門的な研究や実践を通して,高度な学識と豊かな人間性及び実践的な指導力を備えた専門的教育者を育成する。
《工学研究科の教員養成に対する理念》
長崎大学の教員養成に対する教育理念に則り,人間形成に関わる工学分野の専門的研究や実践を通して,高度な学識と豊かな人間性及び実践的な指導力を備えた専門的教育者を育成する。
博士前期課程では,高等学校専修免許状(工業)を取得できる。ただし,高等学校一種免許状(工業)を有し,博士前期課程を修了することが取得の要件となる。
教育職員免許状取得希望者は,各コース(水環境科学コースを除く。)で開設されている授業科目(以下に記載の授業科目を除く。)から24単位以上を修得すること。
なお,博士前期課程修了時における教育職員免許状授与のための申請は,工学研究科で一括して行うが,申請に必要な手続きについては,2年次の11月に別途掲示により通知する。
教育職員免許状取得希望者は,各コース(水環境科学コースを除く。)で開設されている授業科目(以下に記載の授業科目を除く。)から24単位以上を修得すること。
なお,博士前期課程修了時における教育職員免許状授与のための申請は,工学研究科で一括して行うが,申請に必要な手続きについては,2年次の11月に別途掲示により通知する。
コース | 成績評価 |
全コース共通 | 数学基礎特論(2) 数値解析学特論演習(1) 物理学基礎特論(2) シミュレーション物理学演習(1) 実践英語A(1) 実践英語B(1) 実践英語C(1) 実践英語D(1) 総合工学演習(1) 経営管理特論(1) 産業経済学特論(1) 環境・エネルギー・資源特論(1) インターンシップ(1) ビジネスプランニング演習(1) 技術マーケティング・顧客開発論(1) アイデア創出・デザイン思考演習(1) |
機械工学コース | 総合セミナーA(1) 総合セミナーB(1) 先進船舶海洋技術開発特論(2)※臨時開設科目 |
電気電子工学コース | 半導体・光デバイス特論(2) 光エレクトロニクス工学(2) |
情報工学コース | デザイン情報学特論(2) 高臨場感メディア特論(2) |
構造工学コース | 複合構造工学特論(2) 先進船舶海洋技術開発特論(2)※臨時開設科目 |
社会環境デザイン工学コース | シビルエンジニアリング特別演習A(2) シビルエンジニアリング特別演習B(2) シビルエンジニアリング特別演習C(2) 循環型社会工学特論(2) 水浄化工学特論(2) Maintenance and Management of Civil Infrastructures(3) |
化学・物質工学コース | 化学・物質工学特別講義A(1) 化学・物質工学特別講義B(1) |
海洋未来科学コース | 海洋開発産業概論(2) 東シナ海の自然誌Ⅰ(2) 東シナ海の自然誌Ⅱ(2) 海洋応用技術特講(1) 海洋フィールド実習(1) 海洋産業特別演習(1) 海洋未来専修科目A1(1) 海洋未来専修科目A2(1) 海洋未来専修科目B1(1) 海洋未来専修科目B2(1) 海洋未来専修科目C1(1) 海洋未来専修科目C2(1) 特別研究Ⅰ(6) 特別研究Ⅱ(6) 特別演習(2) |