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フェローシップ

工学研究科
「グリーンサイエンスの研究拠点形成を志向した研究者育成事業フェローシップ」

 本研究科では、「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」として、上記のフェローシップ事業を令和3年4月から開始します。これは、博士後期課程学生の処遇向上(生活費相当額(180万円)の支援を含むフェローシップ)と、キャリアパスの確保(博士課程修了後のポストへの接続)を戦略的に行うものです。価値創造の源泉である基礎研究・学術研究の卓越性と多様性を維持・強化していくため、将来を担う博士人材を戦略的に育成することが目的です。

「グリーンサイエンスの研究拠点形成を志向した研究者育成事業」におけるフェローシップ制度の取り組みは以下の通りです。

 マテリアルサイエンスを基盤とした資源・エネルギー、創薬・分子工学、環境工学等の研究分野で学位取得を目指す博士後期課程の学生を支援し、本分野の国際的研究拠点形成を目指す。国内外の大学や研究機関で共同研究を行うと共に、国際共著論文の執筆を積極的に行い、グローバル視点に基づく地球規模の諸問題を解決できる研究者を養成する。
 国際的アカデミアや産業界で活躍する若手研究者を輩出し、我が国の国際的研究力・競争力の向上を目的とする。

 本研究科の事業では、博士後期課程生産システム工学専攻(入学定員15人)の1年次生、及び博士課程(5年一貫制)グリーンシステム創成科学専攻(入学定員5名)の3年次生の中から最大6人を選抜し、各年度4月から支給対象学生とします。
フェローシップの内容
1年度あたり、210万円(研究専念支援金180万円+研究費30万円)
フェローシップ給付者の選抜方法
支給開始前年度の博士後期課程生産システム工学専攻冬期募集入試合格者発表直後の12月に、希望者を募ります。

【募集対象者】
生産システム工学専攻に支給開始前年度10月に入学した者、および支給開始年度4月に生産システム工学専攻に入学した者、またはグリーンシステム創成科学専攻3年次に在学する者。
ただし、社会人学生、JSPS特別研究員、国費留学生等は対象にならない。詳細は大学院係に尋ねること。また、受給開始する4月1日現在で30歳未満であること。

【応募書類の提出】
指定する締め切り(1月初旬)に、希望届、個人経済状況に関する申告書、研究計画書、自己評価書を、指導予定教員の推薦書とともに、指定する様式で提出する。

※研究計画書では、これまでの研究活動、研究成果(業績等)、支給希望期間中の研究計画(義務付ける3か月以上の在外研究の計画を含む)などの記載を求める。

※自己評価書では、自己評価に加え、本フェローシップの目的である「グローバル視点に基づく地球規模の課題を解決する、または国際アカデミアや産業界で活躍する実力を培う」ための研鑽についての考え方などの記載を求める。

【選抜方針】
優れた研究能力を有し、研究に専念できる者であること。
なお、選抜においては、経済的状況を考慮する(特に私費留学生)。
また、グリーンシステム創成科学専攻からの応募者には若干の加点をするが、基本的には研究計画書、自己評価書の評価が高い者がより上位となる。

審査結果は、1月下旬ごろまでに通知する。
なお、1月末までの選抜で6人に満たない場合には、4月初めに追加選抜の選考を行う。
年度途中でフェローシップの受給を終結する者がいた場合、残り期間の支給対象学生を特別に募集することがある。
フェローシップ受給者のキャリアパス支援
研究力向上・キャリアパス支援、キャリアパス確保に向けた取り組みを、研究科として実施します。

<連絡・問合せ先>
工学研究科大学院係
TEL:095-819-2491
seisan_daigakuin@ml.nagasaki-u.ac.jp